2011年9月20日火曜日

3月11日の大震災から6ヶ月が経過しましたが、テレビ等の報道では復興は捗っていない印象を受けます。そんな中で、プレスに取り上げられたわけでもなく、あまり目立たなかったけれども、大きな役に立ったに違いない眼科の治療バスの話を聞き、感激しました。

災害直後、慶応大学眼科教授の坪田一男先生が、フロリダにあるアメリカ最先端の眼科病院、バスコム パーマー アイ インスティテュートから、大型の移動眼科治療バスを借りる交渉をされ、ロシアの航空会社の特別機で日本に持って来られました。逸早く現地に移送後、地元の眼科医科の協力をえて、移動型治療バスで巡回治療が行われたのです。

被災地は瓦礫の埃で眼疾患が多いと聞きます。バスは被災地を回り、子供から老人まで多くの人の診療を行いました。非常時に眼科医がない折の治療は、大きな助けになったに違いありません。

坪田先生の世界的視野に立った迅速な行動と特別機手配のご尽力に感銘した次第です。

2011年7月21日木曜日

Yume School

昨年、ある税理士先生の20周年記念講演の集いに参加しました。 お若い頃、昼は初期のワタミの経理の仕事をしながら、夕方からは、自分の税理士事務所の仕事をしてられたと言われ、超人的な活躍をされ、未だ若々しいエネルギーを持っていられる偉い方です。

講演会は、当然ワタミの渡辺美樹社長が才気活発に大変気持ちのいい明るい雰囲気でお話をされました。 2001年から、カンボジヤで小学校を132校、ご自分の寄付金で建てられたと、ヴィディオの映像で子供達の笑い顔と共にご紹介されました。


目を輝かして勉強している子供達の姿は、言葉もないほど感動しました。 軽めの私は、すぐさま共感を表し、渡辺社長に「一校、お幾らで建ちますか?」と伺い、とても安かったので、やれやれと思いながら、参加を希望しました。

今年Powers Schoolが、カンボジヤの田舎に一校実現しました。 それはそれでよかったのでしょうが、今カンボジヤは、教育を受けた子達の仕事が不足しているとのことです。 世の中の問題は複雑であって、個人の力の限界をつくづく感じた次第です。