2018年9月20日木曜日

長い歴史を持つ日本では、7世紀に造られた美しい美術品もたくさん存在します。
それらが作られた時代には、実用品として扱われたのでしょうが、時代の経過と共に、美術品として見られています。
実際に日常的に使用されていたであろう縄文土器、弥生土器等がその典型でしょう。

平安時代には、万葉仮名から発した美しい叢書の掛物がごく少数ですが、今も国宝として残っています。
万葉仮名は、中国から輸入された漢字を日本のアルファベットにした当て字でしょうが、それで書かれた万葉集は貴重な歴史的、且つ美術的資料です。

日本への布教を基に入ってきた仏教も、それは美しい仏像を多数今日に残してくれています。
奈良、京都の寺院に行けば、その美しいお姿をお参りすることが出来ます。
仏様の像は、崇拝の為に作られたのですが、現代では、むしろ美術品の色が濃くなったように思われます。

時代は、ずーっと下りますが、16世紀の江戸時代には、庶民の間に浮世絵が人気を呼びました。
ヨーロッパに渡って、それが印象派の画家たちに大きな影響をあたえたのは、素晴らしいことと言えます。

そんな美術品を、私達はもう一度心にしては如何でしょうか。。。

2018年6月6日水曜日

バミューダ島に行ってきました。
この島の近辺はバミューダトライアングルと呼ばれ、船舶や飛行機が突如何の痕跡も残さず消息を絶つ海域として有名です。
この島はそのミステリアスなイメージとは違い、北米東海岸に住んでいる方々のリゾートです。

青い海に囲まれその色によく映える白いの屋根がとても印象的です。英国領ということもあり、全体に地味で落ち着いた雰囲気で、エリザベス妃の肖像を多々街中で見かけます。
ゴルフ場が「売り」ですから、小さな島にたくさんあります。今の時期は気候も良く、害虫も少なく穏やかなのでファミリーで過ごすのにとても適していると思います。
数十年前、まだNYに在住のころはよくバケーションに行っていました。

基本、そのころと島や海は変わっていなかったのですが、家の数だけはものすごく多くなっていました。地元の方の話によると人と車が多くなり、物価も上昇し、地元産業のない島ですから、以前よりも暮らしは大変になったとのことでした。

旅行に行くメリットは、日常から切り離した環境で、頭の中にある諸々の考えを、全然違う観点から、再考するチャンスであることでしょう。周りの景色がすっかり変わると、広いビジョンで物事が見えてきます。私は、そんな目的を楽しむために旅をします。
6歳と5歳の可愛い曾孫娘達と共に過ごす楽しい時間でもありました。