2015年3月11日水曜日

音楽について

モ-ツアルトの音楽は、人の心を和ませる作用があり、人間の脳にα波を発生させ、気持ちを静める効果があるそうです。
かまえて聴かなくても、BGMでも周波が伝わり、効果は十分あるそうです。
一時、アメリカでは、モーツアルトの曲を胎教に使うのが流行りました。母子ともに情緒豊かに脳の健全な発育が期待できると思われたからです。

私が理事長をしている保育園で(0歳児から就学前の児童をお預かりしています)、モーツアルトをBGMとして流したいと努力しましたが、子供達の元気なノイズレベルの方が、はるかに上回っていて、音の旋律は消えてしまいました。

クラッシクに限らず、音楽は人に好影響をあたえると思います。
ニューヨークに住んでいた頃、セントラルパークで開催されたダイアナ・ロスなどのコンサートによく行きました。途中から皆さん立ち上がってリズムにあわせて踊っているような有様でした。隣にいる人たちと仲間意識が生まれ、気持が高揚し、Happy!が満ち溢れていました。日本でも、人気シンガーのコンサートでは、同じことがある様ですが、立ちっぱなしで数時間というのは、体力的に自信ありませんが試してみたい気持ちもあります。

日本に帰ってきて(アメリカでは私が住んでいた頃はありませんでした)、カラオケの流行に出会いました。小さなカラオケのお店に遊びに行った時のこと、ちょっとおしゃれしたお年寄りのご夫婦が、「お父さん、何唄うの?」なんて会話をしていらして、とても微笑ましく、カラオケとの出逢いは心温まるものでした。

ジャンルに拘わらず、音楽は人生に彩りを添えてくれる素晴らしいものだと思います。